父を亡くした幼きキルモンガーも、恐らくは食うのにも困り、家もない生活で、追われるようにして取れる選択肢は文字通りなかったのでしょう。
医療費や学費の莫大な借金を抱え、やむなくイラクへ赴き思い果たせず命を落としたアメリカ人と、あるいは生き残ったものの心身に大きな傷を負った帰還兵と、本質的にキルモンガーは変わらない。
アメリカの問題の犠牲者でもあり、前国王の(前大統領の、と言っていいと思います)選択の犠牲者でもある。

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